スケートボードの選び方

[コンプリートセットの選び方]

まずはこれからスケートボードを始める子様には,各メーカーから発売している。

コンプリートセット(完成品)をお勧めします。

スケートボードはデッキ、トラック、ウィール、ベアリング、ボルト、デッキテープの6種類のパーツの組み合わせですが、各パーツ共特徴があり、価格もさまざまで、何を選べば良いか迷ってしまうと思います、ましては初めての方や始めたばかりの方はなおさらです。

始めから高額なパーツは必要ありませんし、後からパーツをパワーアップする事ができますので、まずはセットで始めて、技術や知識が付いたら、どんどんパワーアップしていくと無駄なくレベル毎に自分の好みのスケートボードになっていきます。

スケートボード専門のメーカーからは、各パーツのバランスを考えられたコンプリートセット(完成品)が販売されていますので、ある程度信用のおけるメーカーのセットでしたら、安心して練習できると思います。

[デッキのサイズ選び方]

デッキのサイズに関しましては、体に合わせた目安がございます。

大人用のデッキで乗る練習するのも始めのうちは良いかと思いますが、小さいお子様の場合

身長も低く足の長さも短いので、デッキの長さとホイールベース(前のトラックから後ろのトラックまでの長さ)

の長さが短いほうが、小さいお子様でもデッキの取り回しが楽にできますので、プッシュやチクタクなどの練習の際に大きいデッキよりも小回りがきいて乗りやすくなります。

*デッキサイズ目安*

小学校に入る前: 身長120cm以下 / 7.0インチ以下

小学校低学年  :  身長120~135cm / 7.0~7.25インチ

小学校高学年 :  身長 135~155cm / 7.25~7.5インチ

FESN DECK こちらはKIDSのサイズを豊富に取り揃えています。

[トラック選び方]

トラックとはデッキの下に付いている金具の部分です。通常は2個セットで販売されていて、高さが2種類あってHIとLOWが有ります。

デッキから地面までの高さが、HIが高さがあるトラックで、LOWが低めなトラックです。

*LOWトラック

LOWトラックの特徴はデッキから地面の高さが低い分、安定感があり、初心者にはこちらのLOWトラックをお勧めします。

ただウィールとのバランスもあり、大きめなサイズのウィールだとデッキとウィールが当たってしまい、急ブレーキ状態(ウィールバイト)が起こってしまい、危ない状態になります。

ウィールのサイズは大体53mmぐらいまでが良いと思います。

*HIトラック

HIトラックの特徴は少し大きめなウィール持つけられて、デッキから地面までの距離が高い為、テコの原理で大きな力が加えられるので、その分蹴る力が付く為、少し高く飛べるように感じます。

LOWトラック、HIトラックにはライザーパッド(スペーサー)を入れる事により、更に高さを出すことも出来ます。

ウィールの大きさに応じてウィールバイトしないように、後から調整も可能です。

*トラックの幅

トラックにはデッキのサイズに応じて、それに合った幅のトラックが各メーカーから出ていますが、子供用特に小さいサイズのデッキに合うトラックは数は少ないです。

[INDEPENDENT TRUCK109]  ハンガー107mm

●デッキ横幅:7.25インチ~7.5インチ

[ACE TRUCK](こちらのメーカーは比較的小さいサイズがあります)

●デッキ横幅:6.5インチ以下=00
●デッキ横幅:6.5インチ~7インチ=11
●デッキ横幅:7インチ~7.75インチ=22/02(LO)

*ウィ―ルの選び方

トラックの幅でも少しご紹介しましたが、トラックの高さによって少し変わってきます。

小さいお子様ですと53mm位、までの大きさのウィールお勧めです。

(ハードウィール or ソフトウィール)

ウィールのタイプはだいたい2種類に分けられます、一般的なスケートボードに付いている固いハードウィールと、ペニーボードなどに付いている柔らかいソフトウィール(クルーザーウィール)があります。

簡単に言うと、これから技を練習したい場合はハードウィール、乗るのを楽しみたい場合はソフトウィールとなります。

ハードウィールの特徴は何よりスライド(ドライブ)する事です。

技をやる際に横滑りしますので、スライドしてリカバリー(修復)出来ます。

例えば180など回る系の技など回りきらなくてもスライドで最後まで回してメイクする事が出来ます。

ソフトウィールの場合は柔らかいので回り系の技などは地面に食いついて止まってしまします。

ソフトウィールの特徴は柔らかい分音が静かで、少し悪路でもショックを吸収してスムーズに進む事が出来ます。

ウィールの硬さはどんな乗り方したいかで、乗り分けて下さい。

ハードウィール / BONES / STREETTECH FORMULA (V4) (ボーンズ  ウィール)

ソフトウィール /SATORI /brent archery P-TOWN Players (78a 54mm) 

 

[その他各パーツの選び方]

後は細かいパーツです。

まずはベアリング。

ABEC、グリスorオイル、ボールの数などなど種類やクウォリティが異なる種類があります。

ABEC(エイベック)とは、工業規格でベアリングの精密度の事で通常3、5、7の3種類の数字で表されています。数が大きいほど高品質でベアリングが回転して、スピードが付きやすいです。

高品質のベアリングは比較的長持ちすると思います、老舗メーカーBONES [ボーンズ] 社のベアリングで

他とますと、こちらのメーカーはABEC企画は採用していなく、あくまでもスケートボード

 

BONES SWISS ベアリング

世界最高峰のベアリングブランドBONESスイス工場で作られたボーンズスイスは品質・性能も最高レベル。


MINI-LOGO ベアリング

低価格、高品質のMINI-LOGOブランドのベアリングです。

Flowgressive Bearings ベアリング

FATBROSライダー工藤雄三”のNEWベアリングブランド「フローグレッシブ」

 

[ボルト(ビス)]

トラックとデッキを固定するのに必要なボルト(ビス)です。

ボルトのヘッドは大きく分けてプラスドライバーなどで締められる「+型」と、 「6角(ヘキサ)型」があります。

 

どちらかというと6角(ヘキサ)型のハードウェアの方が、ビスのヘッド部分がなめにくく、 微妙な締め付けや、トルクを調整しやすいという点でオススメです

[GRIP TAPE(デッキテープ)]

グリップテープは「デッキテープ」とも呼ばれ、デッキ上面に貼りシューズが滑らないようにするためのものです。

いろいろなカラーやパターンがあり、「MOB」、「JESSUP」、「BLACK MAGIC」などのメーカーがスケーターの間では定番です。

 

ただ、現在ではどこのメーカーのテープも品質が高くなって来ており、どちらかと言えば消耗品ですので、それほどこだわる必要はありません。